NASA が、35年ぶりの月旅行を計画しているそうだ。
NASAが最後にスペースシャトルを月に送ったのは、1972年のことだった。そのアポロ17号の宇宙飛行士だった、Eugene Cernan と Harrison Schmitt が、最後に月の表面を歩いたのだが、月の表面はとにかくホコリっぽいんだそうだ。そして、そのホコリ(ダスト)がまた、クセモノなんだとか。
ご覧の写真は顕微鏡に写ったホコリの粒子(spec)。何億分の一とか、きっとそれ以上に小さい微々たる粒子なんだろうけど、すっごく細かくて、ザラザラしていて、宇宙服に傷がついたほどだとか。確かに恐ろしいほどトゲトゲしてる。こんなもんが間違って目の中にでも入ったら、痛そうだ。
このムーン・ダストの正体は、ン百万年にわたって積もった流星塵で、インパクトで溶解されたミネラルやガラスや岩石などから出来てるらしい。月にはその表面をプロテクトする環境が無いので(土とか木とか海とか...って事なんだと思う)、月って傷つきやすい(vulnerableな)天体なんだって。
ン~~~そうか。
占星学で月の位置を読むって、内面的なこと、感情的なことを意味しているのだけど、こういう月の物理的な現実を知ると(ってこういうこと、小学校や中学の理科で習っていたっけ?)、納得できる。フムフム。
アポロのプログラムが続いていたら、このムーン・ダストの研究は、メジャーな課題となっていただろう、とNASA の関係者は言っているが、実態は、まだ全くといっていいほど研究されてないそうだ。
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(注:写真はすべてNPRから、黙って拝借いたしました)